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コラム

今、窓まわりで注目の「タテ型調光ブラインド」。特徴・メリットデメリットを徹底解説

先日、タチカワブラインドとTOSOの営業担当の方から、タテ型調光ブラインドについてお話をうかがう機会がありました。タチカワブラインドの「エアレ」はお客様からのご依頼が増えており、じわじわと人気が高まっているようです。そして最近新製品として発売されたTOSOの「調光スルーカーテン“スリーヌ”」も、これから同じように注目されていきそうな製品です。
「エアレ」は2024年2月の発売以来、電動タイプの追加や生地バリエーションの拡充など、これまでに数回リニューアルを重ねて現在のラインナップになりました。TOSOも今年6月からカーテン生地の取り扱いを新たにスタートし、調光スルーカーテン専用の生地を発売しています。
今回は、これからさらに多くの方に取り入れられていきそうな「タテ型調光ブラインド」がどんな製品なのか、その特徴・メリット・デメリット、そしてどんな窓や部屋に向いているのかをご紹介します。

目次

タテ型調光ブラインドとはどんな製品か

タテ型調光ブラインドの最大の特徴は、「厚手のドレープ生地」と「光を通しやすいレース生地」を組み合わせている点です。この2種類の生地を一体化し、U字状にウェーブさせる形で1枚ずつ吊り下げる構造が、このカテゴリーの製品に共通する基本構造です。
これは、縦方向に生地を吊り下げるタテ型ブラインド(バーチカルブラインド)の一種で、一般的なタテ型ブラインドが硬質な1枚のスクリーン生地を使うのに対し、調光タイプはこのドレープ×レースの一体生地を採用することで、生地の角度や重なり具合を調整するだけで採光量や視線の入り方を細かくコントロールできるようになっています。生地の角度を回転させるだけで、レース越しにやわらかい光を取り込む「採光」と、ドレープ生地で光と視線をしっかり遮る「全閉」を自在に切り替えられ、光の量と視線の抜け方を無段階に近い形でコントロールできます。見た目もカーテンのようなやさしいウェーブ感があり、無機質になりがちなブラインドの印象をやわらげる製品として人気が高まっています。
さらに、代表的な2製品はどちらも生地が1枚ずつ独立して吊られているため、製品を閉じたままでも生地の間から自由に出入りできる「ウォークスルー機能」を備えています。ボトム部分にウェイトやコードがない設計になっている点も共通しており、小さな子どもやペットがいる家庭にも配慮された仕様です。


代表的な製品例


・タチカワブラインド「エアレ」
2024年2月の発売から数回のリニューアルを重ね、採光生地・遮光生地を含む複数の生地バリエーションから選べます。電動タイプ「ホームタコス エアレ」も用意されているなど操作方法の選択肢も豊富で、2026年8月には両開き仕様も追加される予定です。


・TOSO「調光スルーカーテン“スリーヌ”」
2026年6月発売の新製品で、採光タイプと遮光タイプの生地がラインナップされています。生地の上部にある芯地の部分を短く取り、更に薄くして一体感を出しています。また、生地同士の間に隙間ができにくい構造になっています。現状は手動操作のみの展開です。

このように、メーカーによって細かい仕様や作りには違いがあるものの、「ドレープ×レースの一体生地」「U字ウェーブ構造」「回転による調光」「ウォークスルー機能」という基本的な考え方は共通しています。

メリット・デメリット

<タテ型調光ブラインドのメリット>


1 デザイン性が高い
硬いイメージになりがちなブラインドに、カーテンのような柔らかさやウェーブ感が加わるため、無機質になりやすい部屋にも取り入れやすくなります。ホテルライクな上質な空間を演出したい人にも人気があります。


2 光と視線を細かくコントロールできる
ドレープとレースの2層構造により、全開・採光・全閉の切り替えが1台で完結します。カーテンのように昼と夜でレースとドレープを使い分ける手間が、ブラインド1台に集約されるイメージです。

3 大きな窓・掃き出し窓との相性がよい
カーテンのような柔らかなウェーブ感を持ちながらブラインドならではのシャープさも両立できるため、大きな窓や掃き出し窓に取り付けると存在感があり、美しく仕上がります。前述のウォークスルー機能を活かせば、テラスやウッドデッキとの動線がある部屋でも扱いやすくなっています。

4 安全性への配慮
小さな子どもがいる家庭向けに、操作コードやチェーンをお子さまの手が届かない高さにまとめるクリップ類や、一定以上の力が掛かるとジョイント部分が外れる仕組みなど、各社ともチャイルドセーフティーに配慮した設計が進んでいます。

5 電動タイプも選べる
製品によっては電動仕様のラインナップもあり、リモコンやスイッチで操作できるため、大型窓や複数窓のある部屋でも扱いやすくなっています。

 

<タテ型調光ブラインドのデメリット・注意点>


1. 価格が通常のタテ型ブラインドより高め
ドレープとレースの2層構造になっている分、単層のバーチカルブラインドよりも価格は上がる傾向にあります。予算に応じて標準タイプとの比較検討が必要です。


2. 生地の重なりによりホコリが溜まりやすい
レースとドレープが重なる構造上、単層タイプに比べると生地の隙間やたたみ代にホコリが溜まりやすく、こまめなお手入れが必要になる場合があります。


3. カタログだけでは質感が伝わりにくい
ウェーブの美しさやカーテンライクな柔らかさが魅力の製品なので、写真だけでは実際の質感や動きの印象がつかみにくい面があります。気になる方は、お気軽にお問い合わせください。


4. 対応できる窓・サイズに制限がある
電動仕様やレール分割仕様に対応していないサイズ・製品もあるため、大型窓や特殊な形状の窓に設置したい場合は、事前に製作可能寸法や対応仕様を確認しておく必要があります。


5. 生地選びによって遮光性に差が出る
ドレープ生地の遮光等級は製品・生地シリーズによって異なります。「完全に光を遮りたい寝室」なのか「やわらかい光を残したいリビング」なのかによって、選ぶべき生地シリーズが変わってくる点にも注意が必要です。


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どんな窓・お部屋に向いているか

<どんな窓に向いているか>


掃き出し窓・大型窓:面積が大きい分、U字ウェーブの美しさが際立ち、空間の主役になります。


テラス・ウッドデッキへの出入りが多い窓:ウォークスルー機能を持つ製品なら、閉めたままでもスムーズに出入りできます。


手の届きにくい高所の窓・複数窓:電動タイプを選べば、リモコンやスマートフォンでまとめて操作できます。


中央から左右に開けたい窓:2026年8月には両開き仕様の追加が予定されており、対応製品が発売されれば窓の中央をあけて左右対称に開閉できるようになります。


<どんな部屋に向いているか>


リビング・ダイニング:掃き出し窓など大きな窓があることが多く、U字ウェーブの美しさが一番映える部屋です。日中はレースで採光を取り入れ、夜間は全閉で視線をしっかり遮るというメリハリのある使い方もしやすくなります。


寝室:遮光性の高い生地シリーズを選べば、光をやわらげて快適な睡眠環境づくりに役立ちます。ただし生地の重なり部分からわずかに光が漏れる場合があり、完全な遮光(暗室レベル)を求める場合は不向きです。


カーテンの雰囲気を残しつつすっきりさせたい部屋:カーテンライクなウェーブ感がありながら、ブラインドならではのシャープな印象も両立できます。


小さな子どもやペットがいる家庭:チャイルドセーフティー仕様の製品を選べば、安全面に配慮しながら快適に使えます。

最後に

タテ型調光ブラインドは、カーテンの「やわらかさ」とブラインドの「シャープさ」を1台で両立できる、今とても注目したいアイテムです。特に大きな窓やお部屋に取り付けると、U字ウェーブの美しさが際立ち、空間の印象がぐっと変わります。
やわらかな光と美しいウェーブが、いつものお部屋をワンランク上の表情に変えてくれます。
理想のお部屋づくりの選択肢に、ぜひ取り入れてみてください。

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