知っていますか？〝花粉キャッチ〟するレースカーテン

2024.04.13

レースカーテンは日差しや熱を和らげ、人の視線や紫外線から守ることで室内を快適に過ごす手助けをしてくれます。

様々な機能がありますが、春先に多くの方を悩ます〝花粉〟から守ってくれる技ありカーテンがあることをご存じでしょうか？

花粉症の辛い症状を少しでも軽減させるため、自宅においても様々な工夫をしながら生活されている方は多いと思います。

☑帰宅時、衣服などに付着した花粉を払い落とす

☑洗濯物は室内干し

☑空気清浄機を稼働させる

などなど。

実は住居に侵入する花粉の主な経路は、窓や玄関の換気約60％、付着による持ち込み約40％と言われいています。

この時期窓は開けないほうがいいのですが、ダニやカビなどの繁殖を防ぐためにも花粉飛散シーズンでも換気は必要です。

では、窓から入ってくる花粉はどう防げばよいのでしょうか？

環境省の花粉情報サイトによりますと、3LDKのマンション１戸で窓を全開にして1時間換気をした場合、侵入する花粉は約1000万個。しかし窓を開ける幅を１０ｃｍ程度にし、レースのカーテンをすることで屋内への流入花粉をおよそ４分の１に減らすことができます。また、花粉の飛散量が多くない午前中や夜の時間帯に行うとより軽減できます。（出典：環境省「花粉症環境保健マニュアル」より）

特殊な繊維「FCOT®」で花粉をキャッチ　

先述した換気方法で着目したいのが、〝レースカーテン〟の存在。

実はレースカーテンは普段から目に見えない花粉やホコリをそっと引き留めてくれています。

中でも帝人フロンティア(株)が開発した「FCOT®（エフコット®）」という特殊な繊維を使用した生地なら、一般的なカーテンの2倍以上のキャッチ率で花粉の侵入を防ぐことができるのです。

「FCOT®」は独自のクリンプ（縮れ）状の繊維がフィルターの機能を果たします。丈夫で速乾性のあるポリエステル繊維なので、ご自宅の洗濯機で洗えます。洗濯すると花粉ゼロの状態に戻り、繊維自体の構造に寄るものなので効果が消えることはありません。

お洗濯の頻度は、年2回程度で大丈夫。

花粉の飛散が落ち着いた5～6月頃と、強い日差しが落ち着く10～11月頃がおすすめです。